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3回目の家族記念日2 ~色々な出来事~

 声が出ない! 




ティンは、大雨の中できょうだい猫と一緒に行き倒れていたそうです。
保護してくれた方、本当にありがとうございました。
もしその時保護してくれなかったら・・・ティンは今、きっとここにはいないのです。

我が家に来るにあたって「今」のティンの状態について説明がありました。

その時引いた風邪の影響で、とても涙目だという事。
治療はしたけれど、多分涙目は慢性化してしまうだろうという事。
1回目のワクチン接種は済んでいるので、病院を見付けて2回目のワクチン接種を必ず受けさせる事etc・・。

病院については、ティンが来る事が決まってから、近所の動物病院をネットで色々調べて、自宅からの距離、飼い主さんからの評判等で決めていました。
ティンがある程度落ち着いてから、期間内に連れて行こうと思っていたのです。

我が家に来て以来、ずっとコタツの中で過していたティンですが、ある事に気が付きました。

・・・この子、一言も鳴かない!口は開けるけど、かすれた音が出るだけで声が出てない!!

もう、引っつかんで病院に走りました。ドキドキしながら、先生に訴えました。
「この子、鳴きません!どこか悪いのですか?!」

一通り診察を終えて、先生が一言。
「基本的に、鳴かない猫はいませんよ。この子は、風邪のせいで今は声が出ないだけ。
治ればちゃんと鳴けますよ。 風邪の方がまだ完治していない様なので、ワクチンは
そちらの治療をしてからにしましょうね」

・・・ホッとしつつ、かなりの気恥ずかしさを覚えました。
冷静に考えれば、そうですよね。 かなりテンパっていたようです私達。



これが証拠。
一緒にいった同居人もテンパっていたらしく、問診票の名前の欄に「ティンクル」と書いちゃったのね。
この病院にはそれ以来ずっとお世話になっていますが、未だにこの事は内緒。
先生の前でも「ティン」とだけ呼んでいるので、バレてません。
そして、今更もう言えないので、ティンは二つの名前を持ち続ける事になりますね(笑)


 鬼の目にも涙 




チビティン♪
同居人が携帯で撮りました。 写りはすごく悪いけど、毛糸玉みたいでしょ♪


ずっとコタツの中か用意したハウスの中で過していたティンですが、徐々に活動範囲を広げていきました。
そして、ソファーの上で過ごす事も多くなりました。
じゃらしを出せば一緒に遊ぶけれど、それでも無関心な表情は相変らず・・・。

でも、私は事ある毎に話し掛けました。

「ティン、今日はこんな事があったのよ」
「ティン、明日は何をして遊ぼうか?」
「ティン、大好きだよ♪」

声の出せないティンは、返事はしてくれないけれど、こちらの話は聞いているような顔をするようになりました。

その当時、出勤前、リビングで夕方のニュースを見ながら化けるのが私の日課でした。
その日もいつも通り顔を作っていると・・・視線を感じるのです。
横を見ると、ティンがジィ~っと私の顔を見つめています。

「どうしたの? 何かしたい?」
そう問いかけながら顔を近くに寄せると・・・

img52232-1.jpg


出ないはずの大きな声を出しながら(かなりかすれてはいましたが)両手を必死に伸ばし
私の両頬を優しく触ったのです。

この時、この瞬間、ティンは私を『仲間』と認めてくれたのだと思います。

ワタクシ?  ええ、泣きましたとも。
昔の、和田アキ子や研ナオコ張りの真っ黒な涙を流しながらね~。
けれど、こんなうれしい涙を流したのは、本当に久々だった気がします。

・・・その後、作りかけだった顔を再度作り直したため、ガッチョリ仕事に遅刻した事は
いうまでもありません・・・。


 初めての自己主張 




ティンが来た当初、自宅の全面解放はしていませんでした。
他に同居人達がいた・・・というのもありますし、どこかに入り込んでしまった際にも探しやすいように・・・といった事情からです。
それでも、リビングの扉から向こう、2LDKのスペースがあったので、充分だと思いました。
そして・・・充分過ぎたようでした・・・。

当時、私も仕事に行っていたので、ティンは一人でお留守番です。
私達がいない間、あちこちを探索していたようです。
もちろん、危険と思われるものは排除したし、入り込んでしまいそうなスペ-スにも
気を付けました。

ある日、仕事から帰ってみると、ティンの姿がどこにも見えないのです。
酔いもどこかに吹っ飛びました。
ありとあらゆる隙間、同居人達が用事があってこちら側に来た際に、一緒になってドアを通ってしまったのかと、開放していないスペースも探しました。

でも、どこにもいない・・・。

泣きながら、2時間近く探した後、ありえないとは思いつつ、同居人の部屋へ・・・。
彼の部屋には、造り付けのクローゼットの他に大型家具(いわゆる婚礼家具って感じのヤツね)があり、その横に、その半分ぐらいの高さの棚が置いてあり、その上に荷物が置いてあったのです。
ティンが来たばかりの時に、その場所も検討しましたが、入り込むほどのスペースは開いてないので大丈夫だろうという事になりました。

まさか・・・。

必死の思いで、その家具を動かしてみると、僅かな隙間にティンがいたのです。
どうやら、横に置いてある棚からジャンプして、家具の上に上り、歩いてる時に隙間から落下してしまった・・・多分、そんな風だと思います。
同居人の部屋も気に入り、入って行って遊んでいる事も結構ありましたから。
その最中に、このルートを発見していたのでしょうね。
子猫の運動能力を甘く見ていました。

けれど、ティンはこの時まだ鳴けなかったのです。
本当に怖かったと思います。
いきなり真っ暗な所に落ち、助けを求めて鳴こうとしても声にならない。
そしていつまで経っても誰も助けてくれない・・・。

何時間、ここでこうしていたんだろうと思ったら、また涙。
力いっぱい抱きしめて、泣きながら謝りました。

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こうして、無事に発見出来たのですが、ティンにとって「コタツ(及びその近く)以外は、とても怖い場所」になってしまったようでした。
まぁ、リビングだけでも遊ぶスペース的にはまだ余裕でしたし、私達的にもその方が安心ではありました。

ところが、これが「ある問題行動」に発展するとは・・・。

img92972-1.jpg


当時、諸事情があって、私は仏間で寝ていたのです。
そしてティンは、我が家に来てまもなく、夜寝る時は私と寝るという選択をしました。
そんな中での今回の事件でした・・・。

私と一緒に寝たいけれど、違うお部屋。
1番怖いお部屋ではないけれど、コタツのないお部屋・・・。

あのちっちゃな頭で考えて、彼女の出した答えは・・・

私がそこで寝られないようにするという事だったようです。
おトイレのしつけは完璧。 我が家に着いてすぐ、新しいおトイレの場所を教えてから
1度たりとも失敗なんかした事のない子が、私のお布団でオシッコをするように。
次の日は、フルコースになっていました・・・。

どうして? でも、トイレもちゃんと使ってはいるのです。
こんな事が何日間か続き、やっと思い当たりました。

そして、リビングのコタツの横に布団を敷いて寝るようにすると、ピタっ!と治まりました。

その時使っていたベッド用のマットレスは使用不可能になってしまったけれど、ティンの気持ちを思うと可愛くて可愛くて・・・。
そこまでして、一緒に寝たいと思ってくれたのだと思うと、愛しくてしかたありませんでした。


img14966-1.jpg



 そして家族へ・・・ 




このお話は、ティンが来てから2週間足らずの間に起きた事ばかりです。

この後、風邪の治療を続け、無事完治。
涙目はやはり慢性化してしまってけれど、私がティッシュやコットンを出すと
嫌がらず、ちゃんと大人しく拭かせてくれます。
どんな声が出るのだろうと楽しみにしていたのですが
皆様もご存知の通り、こんな可愛い声が出るようになりました。

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私達に心を開いてくれたティンは、とても勝気な子でした。
ご多分に漏れず、咬み癖も酷かったし、猫パンチを食らう事も度々。

けれどこれも、麻呂を迎えてから全くなくなりました。
避妊手術の後、ちょっと具合の悪そうな様子でしたが、それも2日間。
それ以外には、母達を心配させるような事は一切ない
親思いの健康優良児です。

img3390-1.jpg


こうやって改めて振り返りながら書いていて思ったのですが、私が猫様と暮らしたいと
熱望し始めた時期って、ちょうどティンが生まれたであろう時期なのですよね。
もしかしたらティンは、私達に会うために生まれてきてくれて、いっぱい大変な思いを
しながらも頑張ってくれた・・・そんな風に思えてなりません。

これからも、ずっと元気で、私達と一緒に暮らして欲しい。
ティン、お母さんと一緒にゆっくりとお婆ちゃんになろうね。
そして、一緒に縁側でお茶を飲みながら
「今日もいい天気でですねぇ~」ってお話しよう。

それが私の夢・・・。

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今回の記事は、正直、皆さんに読んで頂くため・・・
というより、私自身のために書きました。
なので、とても読み辛かったと思います。

こんな拙い文章を最後まで読んで下さって、ありがとうございました。




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